山河在
佐藤健太郎・土田翔・安田萌音 3人展
佐藤健太郎・土田翔・安田萌音 3人展
■ 開催情報
会期|2026年10月3日(土)〜10月25日(日)
休館日|月曜日
開館時間|11:00〜19:00
※最終日は17:00まで
会場|UNPEL GALLERY
住所|〒103-0027 東京都中央区日本橋3-1-6
あいおいニッセイ同和損保八重洲ビル1F
観覧料|無料
参加作家|土田翔、佐藤健太郎、安田萌音
主催|土田翔、佐藤健太郎、安田萌音、柏倉風馬(コーディネーター)
企画|UNPEL GALLERY
助成|一般財団法人神山財団
■ ギャラリートーク
「杜甫の詩を手がかりに、山河を現代に読み直す」
日時|2026年10月3日(土)14:00〜
登壇者|土田翔、安田萌音、佐藤健太郎
会場|UNPEL GALLERY
※当日はライブ配信を予定しています。
トーク当日は記録として動画・写真の撮影およびライブ配信を行います。記録はギャラリーのWebサイトやSNSなどで使用する場合があります。個人が特定されないよう配慮いたしますので、あらかじめご了承ください。
■ お問い合わせ
UNPEL GALLERY
TEL|03-3548-7780
E-mail|tsubaki@unpel.gallery
山河在とは、杜甫の詩「春望」にある一節、「國破山河在」から引用した言葉です。「春望」は、戦乱による不条理を憂いながら、山河、草木、花、鳥といった風景を通して、人間の感情や時代の揺らぎを描いた詩です。
本展では、山河と都市、文明を切り離して考えるのではなく、地続きのものとして捉えます。大地の隆起や水の循環と同様に、都市や文明もまた生成と消失を繰り返しています。山河を流れゆく現象として捉えるならば、文明や都市もまた山河の内に在り、山河もまた文明や都市の内にも見出すことができます。
佐藤健太郎は、水や大気の循環を描きながら、人間や生物の動き、エネルギーの伝播へと視点を広げ、自然現象と人の営みを切り離さず、一つの流れとして捉えます。土田翔の描く山河は、自然の厳しさや豊かさと自身の身体を重ね合わせようとするまなざしを映し出し、風景は外部の対象ではなく、身体と結びついた経験として立ち現れます。安田萌音は、自然現象の力を借りながら、事物の関係性や変化の過程を浮かび上がらせ、個々の事物は相互に干渉し合い、その痕跡を残していきます。
時代や背景は異なりながらも、「春望」が描いた人の営みが揺らぐ風景は現代にも通じ合います。古典の詩と現代の作品が重なり合う中、「山河」を現代に読み直すことで、私たちのまなざしは過去と現在を往還し、その先にある風景へと開かれていきます。